オススメのスワ旅

国宝2点を有する、楽しく学べる縄文の館 
尖石縄文考古館

2016.03.04.

5000年前、八ヶ岳から諏訪湖の辺りは縄文文化の繁栄する場所でした。茅野市にある『尖石縄文考古館』は、隣接する尖石遺跡の出土品をはじめ、国宝に指定されている2体の土偶など、八ヶ岳山麓の縄文遺跡から発掘された考古資料を展示している資料館です。
素朴で原始的というイメージの縄文文化ですが、日本文化の基礎であるとも言われており、まさに今、そこから学ぶことも多いと、改めて注目されています。中でも茅野市は日本の中でも縄文文化の遺産が多数存在しており、美しい八ヶ岳の自然の中で見学できる考古館は、楽しみながら学び、悠久の豊かな時間に想いが馳せられると、注目されています。

2000点もの考古資料が展示されていますが、中でも人気なのが国宝に指定されている2体の土偶『縄文のビーナス』と『仮面の女神』。土偶は全国で約2万点発見されていますが、そのうち国宝に指定されているのはたったの5体。そのうちの2体なので必見です。
国宝というと堅苦しいイメージをつい抱いてしまいますが、この2体の温かみがあるユーモラスな姿は、きっと一目で好きになるはず。小さな子供が見ても楽しめる、力強くて大らかな魅力にあふれています。

地内には開放的なカフェやショップもあり、自然に囲まれてのんびり過ごすのもおすすめ。縄文土器や土偶などを作る縄文教室や講演会、イベントも開催されているので、開催日に合わせて訪れ、参加してみては?
日本文化の基礎とも言われている縄文文化。忙しい現代人の生活を束の間忘れ、悠久の昔に想いを馳せる休日も素敵です。

茅野市尖石縄文考古館
〒391-0213
長野県茅野市豊平4734-132

TEL.0266-76-2270

【ホームページはこちら】
※尖石縄文考古館のサイト内から飛べる『茅野市 縄文プロジェクト』は初心者でも縄文文化が簡単に学べる、とても分かりやすくて楽しいサイト。見ているうちに、どんどん縄文文化が好きになり、考古館に遊びに行きたくなってくるはずです

茅野市 縄文プロジェクト
【ホームページはこちら】