高原を楽しむ
美しい緑に彩られた高原でリフレッシュするのは、諏訪を訪れる旅行者の大きな楽しみ。避暑地の高原からトレッキング向きの自然あふれるエリアまで、日常の喧噪を忘れさせてくれる高原までドライブに出かけませんか。
ビーナスライン
茅野市の御座石神社交差点から上田市の美ヶ原高原美術館までの全長70kmを走るビーナスラインは、蓼科高原、八ヶ岳山麓、白樺湖、車山高原、霧ヶ峰、美ヶ原といった高原を結ぶ日本有数の観光道路。夏には国の天然記念物に指定されているニッコウキスゲの花が、冬には真っ白な雪景色が楽しめます。
ビーナスラインを中心にたくさんの観光地を有する蓼科は、全国から人が集まる人気の高原地。ドライブから避暑、カヌーや釣りにトレッキング、秋は信州随一の紅葉、冬にはスキーやスノーボードと、レジャーからリラックスまで様々な楽しみ方ができます。標高2,240mの高地まで登れる北八ヶ岳ロープウェイや約300本のソメイヨシノが楽しめる桜の名所・聖光寺、彫刻や庭園、湖も楽しめる蓼科高原の各施設など、何度でも訪れて楽しみたいエリアです。
霧ヶ峰高原
車山から鷲ヶ峰にかけて続く霧ヶ峰は、色とりどりに花をつける高山植物が美しい高原。アルプス、八ヶ岳連峰、富士山といった山々を一望できる最高の景観は、古くから多くの人々に愛されています。高原一面に起こる上昇気流を活かしてグライダーが盛んに行なわれており、日本におけるグライダー発祥地でもあります。グライダーは一年中楽しめるので、四季折々の景色を空から楽しむことができます。
車山
周囲をぐるりと名峰に囲まれた車山は、360度広がる大パノラマの美しい、日本有数の景勝地。景観の良さを活かして平成11年には車山山頂に気象庁の気象レーダーが設置され、毎日の気象情報を全国に伝えています。標高1925mの車山を中心にし、ビーナスラインに沿ってなだらかに展開されている車山高原では、約600種の高山植物を観ることができ、ドライブコースとしても最適。ビーナスラインの中でも最も美しい高原として愛されています。
御射鹿池
八ケ岳中信高原国定公園内にある御射鹿は、日本一美しいとも言われているため池。日本を代表する画家・東山魁夷もこの池の幻想的な美しさに魅了された一人で、名作『緑響く』のモチーフにもなっています。CMに使われたことで広く一般にも知られるようになり、たくさんの人がこの景観を目に焼き付けようと訪れています。大自然に囲まれた圧倒的な美しさと静謐な空間は、現代においてはまさに奇跡。ゆっくりと湖畔に身を置いて、神秘な時間を味わってください。
