優良な酒米と、寒冷でありつつ自然豊かな風土、酒造りの仕込みに最適な軟水である霧ヶ峰高原の伏流水が上質な日本酒を育んできました。

諏訪エリアの清澄な空気や豊富な水、乾燥した風土といった条件は、製糸業から精密機器の生産といった産業を発展させ、「東洋のスイス」としてカメラや時計、オルゴールなどのものづくりの技術を集積してきました。

江戸時代から盛んになった諏訪の味噌づくりには、明治維新後に発展した製糸産業も大きな影響があったといわれています。製糸工場で働く腕の良い女工さんを集めるために、味噌や醤油を自社調達するようになり、美味い味噌づくりに励んだ結果、さらに味噌づくりが盛んになったのだとか。このことが日本一の生産量や、東京などへの販路拡大に繋がったといわれます。現在も多くの味噌蔵があり、こだわりの信州味噌を購入することができます。

夏でも冷涼で、かつ朝晩の寒暖差が激しい気候により甘みを蓄えた高原野菜や、八ヶ岳の麓で育つ乳牛のフレッシュミルクを使ったスイーツや乳製品、諏訪湖を中心にした川魚、山の恵み・きのこなど、地元だからこそ手に入るフレッシュなおみやげもたくさん。

山や湖などの自然に囲まれた美しい環境と、ものづくり、観光、歴史・文化。様々な特徴を持つこの諏訪エリアらしさが産み出す商品を、「澄み切った繊細さ」をコンセプトに集めたセレクションが「SUWAプレミアム」です。