オススメのスワ旅

冬の神秘を楽しむ
「諏訪湖」

2018.01.17.

信州の中央に位置する諏訪湖。諏訪地方に住む人たちにとって生活に密着した、愛着のある湖です。また、観光で訪れる方も多く、見るものを魅了するスポットとなっています。

諏訪地方は極寒期に入り、諏訪湖はついに全面結氷しました(平成30年1月15日現在)。その姿は雄大で神秘的です。耳を澄ますと、風の音に氷が押し合う音、氷が割れる音・・・。様々な自然が織りなす音に耳を澄ませていると、飽きることがありません。音と景色を楽しみながらゆっくりウォーキングをしてみるのもいいですね。

少し体が冷えてきたら、無料で利用できる湖畔足湯もオススメです。諏訪湖や日本アルプスの山々を眺めながらの足湯、なんとも贅沢な時間です。隣り合った方と自然と話が弾むのも温泉の持つ力でしょうか。

諏訪湖にはその東側に7つの温泉の吹き出し穴があると言われています。全面結氷しても7つの穴が出現することから七ツ釜と呼ばれてきました。この吹き出す温泉を利用したのが間欠泉です。1日に5回(夏場は6回)吹き出しがあり、その姿を一目見ようと、たくさんの方が訪れます。

また、間欠泉のある間欠泉センターの施設では温泉を利用した温泉卵作りが体験できます。観光大使のまさよちゃんも挑戦です!優しくそおっと網をおろしたら、待つことしばし。温泉に沈める時間によって硬さが調整できるのも嬉しいところです。まさよちゃんが目指したのはトロトロの温泉卵。時間を見て卵を取り出せば、ホカホカ温泉卵の完成です。殻を割ると、湯気と共にほわっと漂う美味しそうな香り。トロッと流れ出る温泉卵に塩を少し振り、スプーンでいただきます。凝縮された旨味にとろける美味しさ、どの年代の方にも喜ばれそうです。

全面結氷した諏訪湖、氷点下10度程度の日が数日続くと、膨張に耐えられなくなった湖面の氷に亀裂が走り、大音響と共に山脈のようにせり上がる「御神渡り(おみわたり)」が現われます。その姿は諏訪大社の神様が渡った跡という言い伝えがあり、今年の出現に期待が高まっています。厳寒期だからこその神秘的な姿を見せてくれる諏訪湖。ぜひ訪れてみませんか?

間欠泉センター

〒392-0027

長野県諏訪市湖岸通り2丁目208-90

0266-52-8282

ホームページはこちら